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職業観をはぐくむために
“職場体験学習”発表会
大学での職場体験を発表する生徒たち
大学での職場体験を発表する生徒たち

 11月30日、「キャリア・スタート・ウィーク」事業実践校による発表会があり、会場の音楽文化会館には、教育関係者ら約250人が参加しました。
 キャリア・スタート・ウィークとは、中学生が職場体験を通じて、職業観や勤労観をはぐくむ方法を研究するもの。発表会では、市内10校の実践校を代表し、中野小屋中学校の生徒8人が職場体験学習の成果を、「仕事をスムーズに進めるには、協力することが大切だと感じた」「働くことの厳しさや責任の重さ、やりがいなど多くを学んだ」と述べました。
 職場体験の前と後で、生徒の意識がどのように変化したのか、体験発表やアンケート結果を基に、上越教育大学の三村隆男助教授が解説、「仕事は特別なものではなく、生活の延長線上にある身近なものとして感じてほしい」と語りました。
 引き続き行われたシンポジウムでは、保護者、企業関係者、教員などが意見交換を行い、「中学生のころから職業意識を高めることが大切」「家庭内でも子どもに役割を持たせることが必要」との発言がありました。
問い合わせ 学校指導課(電話内線3246)へ