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元気のおかわり! <6>米の大変身

 米は主食であるだけでなく、さまざまな食品に加工され食生活を豊かにしています。今回は、ヘルシーな米の良さを生かした加工食品を紹介します。
 加工食品のあれこれ
 米は炊いたり蒸したりするほか、臼でつく、発酵させる、乾かして粉砕するなど、用途に応じ多様な形に姿を変えることができます。
 日本酒の原料が米であることは広く知られていますが、米麹からは味噌や麹漬けなどの加工食品も生まれます。
 せんべいや、米をひいた上新粉で作る団子やまんじゅうも、日本人が古くから慣れ親しんできた米の加工食品です。
 最近の加工食品
 最近では食生活の多様化に合わせて、米の特性を生かした新しい加工食品の開発が積極的に進められています。
 例えば、玄米をそっくり使った「玄米コーンフレーク」は繊維質に富み、栄養もたっぷりのシリアル食品です。また「玄米チップス」は、ほんのり甘い自然素材のスナック菓子です。
 飲料の分野での開発も盛んに行われています。米の抽出液にビタミンC、ビタミンB1を添加した清涼飲料の「ライスサワー」、米と牛乳を発酵させた「サワードリンク」など、さっぱりとした飲み口で徐々に人気が高まっています。
 いずれも米の優れた栄養や機能を生かした加工食品で、これからもユニークでおいしい食品の開発が期待されています。
 これらの製品が愛用されるのも、私たちの最も身近で大切な食べ物である米を原材料としている安心感からかもしれません。米と私たちの関係は、ますます深まりそうです。
問い合わせ 食と花の推進課電話内線2564)へ

【米の豆知識】
〜ごはん炊き名人への道

 米を研ぐのは、米についているぬかや汚れを落とすため。まず水を一気に注いだら、底の方から手早く静かに2・3回かき混ぜ水を捨てます。次に手のひらの付け根の部分で米を押すようにして、シャッシャッと数回研いで水を注ぎ、濁った水を捨てます。これを2・3回繰り返し、ざるに上げます。のんびりしていると、ぬかが溶けた水を米が吸い、炊いたときにぬか臭いごはんになってしまいます。

 
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