市報にいがたONLINE
市報にいがたバックナンバー一覧はこちら
目次に戻る
平成16年10月17日 / 第1964号 次の記事へ
精神障害者支援センター
「ふらっと」オープン
地域での生活を支援
明るく和やかな雰囲気の食堂を兼ねた談話室
明るく和やかな雰囲気の食堂を兼ねた談話室

 精神障害者地域生活支援センター「ふらっと」と精神障害者通所授産施設「あどばんす」(ともに社会福祉法人新潟しなの福祉会、関屋大川前1)が、10月1日にオープンしました。いずれも本市では初めての施設で、精神障害のある人が安心して地域で生活できるよう支援を行います。

 両施設の延べ床面積は「ふらっと」が264平方メートル、「あどばんす」が614平方メートルです。
 「ふらっと」では、精神障害のある人が、住み慣れた地域や家庭の中で、自立した生活を送るためのさまざまな支援を提供します。さらに他の関連施設とのネットワークを築く中で、調整的な役割が期待されています。
 施設内には相談室や談話室があり、電話や面接での相談に応じています。また、風呂や調理スペースを設け、自立した生活に向けて支援を行うほか、利用者の希望を受けて各種教室などを実施します。
 また、地域交流室(会議室)は一般にも貸し出しており、坂井省英施設長は「ここが地域の方々との接点となり、理解が広がっていけば…」と、施設の役割の可能性について語っていました。
 「あどばんす」ではクッキーやケーキの製造販売や施設内の喫茶室の運営などを通じて、就労に向けた訓練をしています。喫茶室は、10月22日にオープンの予定です。
 なお、両施設の建設にあたっては、本市が無償で用地を貸与し、建設費の一部を補助しています。
開所時間 各施設にお問い合わせください
利用方法 原則として登録制。利用料が必要。
問い合わせ 健康増進課(電話内線3665)へ
※施設の利用については、ふらっと(電話265・5958、相談専用電話265・5957)、あどばんす(電話265・5900)へ

 
>> このページの先頭へ戻る <<