市報にいがた
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インターネットでお届けする「市報にいがた」 / 平成15年10月19日 第1912号

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    1912号1面

◆市政改革・創造推進プラン
 素案について意見募集

 より一層市民の皆さんに信頼される市政の実現を目指し、市政改革に取り組んでいます。具体的な行動計画となる「市政改革・創造推進プラン」の素案がまとまりました。この素案について、広く市民の皆さんから意見を募集します。

 市政改革・創造推進プランは、ことし7月に策定した基本指針に基づき、16年度までに集中的に実施する改革項目をまとめたものです。
 素案では、全125項目の改革に取り組むとしており、そのうち根幹となるいくつかの取り組みを、重点項目として位置付けています。
 主なものには、積極的な情報公開・提供、市政出前講座の開設、計画段階に市民意見を反映させる制度の導入、公募型補助金制度の創設、窓口業務などの時間延長、入札・契約制度改革、民間委託などの推進、人事評価制度の導入、行政評価の充実――などを盛り込んでいます。
 この素案は、市民有識者や公募委員で構成する「市政改革・創造推進委員会」で審議していますが、さらに多くの市民の皆さんから意見を募集します。
 同プランは、推進委員会や市民の皆さんの意見を踏まえて、11月末に決定する予定です。
■市民意見の募集
期間 10月20日〜11月4日
素案の配布場所 市役所本館案内、黒埼支所、地区事務所、連絡所で冊子を配布するほか、市ホームページに掲載します
意見の提出方法 素案の配布場所にあるアンケート用紙に意見を書いて、備え付けの回収箱に投函するか、メール(アドレスの検索方法は左下の電話案内に掲載)またはFAX(FAX.223・1557)で、市政改革・創造推進課へ
結果の公表 提出された意見の内容と、プランへの反映の考え方などは、本紙や市ホームページなどで公表します
問い合わせ 市政改革・創造推進課(Tel.内線2181)へ


◆合併・政令指定都市
 住民説明会がスタート

 合併・政令指定都市に関する住民説明会が、10月11日の坂井輪地区から始まりました=写真=。
 約75人が参加して行われた11日の同会では冒頭、篠田市長が「合併して政令市になることで、地域の活性化、自治体としての自立度アップという二つの大きなものを達成できる」などと基本的な考え方を説明。その後、任意の合併協議会で合意した事項や、政令指定都市の概要など、具体的な内容について担当課が報告しました。
 質疑応答では、巻町との合併、合併後の市民との対話、新潟空港へのアクセスなどの質問が寄せられました。
 同会は、より多くの皆さんから参加してもらおうと、土・日曜や平日の夜間に市内9地区で順次開催しています。事前の申し込みは必要なく、どこの会場にも参加できます。
 今後の予定は表の通りです。
問い合わせ 広域合併推進課(Tel.内線2170)へ
※合併建設計画を分かりやすく説明したビデオを貸し出しています。希望する人はお問い合わせください

地区 期日 時間 会場
中央 きょう19日 午前10時〜11時半 市役所
黒埼 午後2時〜3時半 黒埼農村環境改善センター
西 10・20 午後7時〜8時半 西地区公民館
10・31 鳥屋野地区公民館

※手話通訳・要約筆記あり


◆入札・契約制度改革
 一般競争入札の拡大など

 市発注の建設工事に関する談合疑惑を受け、市政改革の一環として進めてきた入札・契約制度改革を前倒しして行います。
 改革では、より一層の競争性や透明性の確保に努め、一般競争入札の導入範囲の順次拡大や談合防止対策の強化などが柱。一時中止していた入札は、改革した制度で10月9日から再開しました。
 一般競争入札は、今年度から土木工事で5億円以上、建築工事で7億円以上などの大規模工事を対象としていましたが、当面は8000万円以上の工事まで適用範囲を拡大。来年4月からは5000万円以上の工事まで範囲をさらに拡大します。
 指名競争入札を行う工事は、指名業者数を大幅に拡大するとともに、これまで指名していなかった市外業者なども追加します。 
 談合防止対策の強化では、独占禁止法に違反した場合、入札の指名停止期間を現在の最大9カ月から12カ月に延長するなど、罰則の強化を図っています。
 電子入札の導入については、年度内に開発に着手。16年度一部稼動、17年度全面稼動を目指します。
 そのほか、市発注工事の入札・契約が適正に行われているかなどを審議する「入札監視委員会」を年度内に設置することや、積極的な情報公開などを盛り込んでいます。
問い合わせ 契約課(Tel.内線2294)へ

入札・契約制度改革の概要
入札再開に当たっての改革 ・一般競争入札の導入範囲を順次拡大
・指名競争入札を行う工事は、指名業者数を大幅に拡大
・談合防止対策の強化
・すべての入札の予定価格を事前公表
・指名委員会改革
・工事品質の確保と検査体制の強化
電子入札の早期導入 ・16年度一部稼動、17年度全面稼動を目指す
談合防止対策の強化(違反業者への罰則の強化など) ・独占禁止法に違反した場合、入札の指名停止期間を現在の最大9カ月から12カ月に延長
・入札談合により損失を被った場合、損害賠償の請求を行う
・談合行為に対して違約金を課する
・入札時における工事費内訳書の提出(1000万円以上の工事)
入札監視委員会(仮称)の設置など ・第三者による入札監視委員会の設置
・契約業務に関する情報提供の働きかけへの対応策を規定
・職員の再就職に関する基準の見直し
・契約事務などの執行に関する機密保持の徹底
・職員の綱紀粛正の指導強化
情報の積極的な公開 ・入札制度改革の内容と進ちょく状況、入札の結果を公表


◆にいがた地元学フォーラム

 地元学について関心を深めてもらうフォーラムを10月11日に開催しました。仙台市を拠点に地元学を提唱する結城登美雄さんが「つながって良い地域をつくろう」をテーマに基調講演。その後、篠田市長、結城さん、団体活動者による地元学談議が行われ=写真=、その中で結城さんは「立派なことをする必要はない。まず、自分たちが楽しむことが大切」と話しました。


◆ムッシューあきらくんの合併あらかると
 <23>特別職の取り扱い

 今回は、特別職の職員の取り扱いについてです。
■三役(市町村長・助役・収入役)と教育長の身分
 新潟地域の合併は、本市への編入合併で行いますので、本市を除く12市町村の三役と教育長は失職します。
 失職する12市町村長は、原則として、合併後も地域住民の声を市政に反映させるため設置される地域審議会の委員になりますが、具体的な取り扱いについては、合併関係市町村の長が別に協議して定めます。
 失職する12市町村の助役、収入役、教育長の身分の取り扱いも、合併関係市町村の長が別に協議して定めます。
■行政委員会・監査委員とその委員の身分
 本市を除く12市町村に置かれている行政委員会(選挙管理委員会、公平委員会、固定資産評価審査委員会)と監査委員は廃止され、その委員は失職します。


    おしらせ(1912号1面)

"漁業センサス"にご協力を

 漁業の実態を把握し、今後の水産行政に役立てるために5年ごとに調査を行っています。11月1日現在で実施しますので、近日中に漁業経営体・従事者世帯へ調査員が伺います。ご協力をお願いします。秘密は固く守られます。
問い合わせ 総務課(Tel.内線2117)へ


附属機関などの会議

■市社会福祉審議会全体会
日時 10月21日午後1時半から
会場 全員協議会室(市役所本館5階)
内容 地域行動計画の策定について、ほか
傍聴者の定員 10人(当日直接会場へ)
問い合わせ 保健福祉総務課(Tel.内線2602)へ
■市清掃審議会
内容 清掃手数料の改定について
傍聴者の定員 各20人(当日直接会場へ)
問い合わせ 清掃課(Tel.内線2752)へ

期日 会場 時間
10・21 第4委員会室(市役所本館6階) 午後3時から
10・28 第3委員会室(市役所本館6階)

■新たな交通システムを考える会(仮称)
日時 10月24日午後2時から
会場 市役所第1分館303会議室
傍聴者の定員 10人(電話で申し込み)
問い合わせ 都市計画課都市交通政策室(Tel.内線2820)へ


電話案内

市役所・保健所Tel.228-1000(代表)
市立急患診療センター …228−2822
県歯科医師会休日歯科診療センター …283−3030
水   道   局 …266−9311
災害時の問い合わせ …226−5656

地域保健福祉センター 285‐2373
259‐7332 中央 266‐5172
273‐9932 坂井輪 260‐3255
243‐5312 西 262‐3405
石山 286‐4450 黒埼 377‐2110

市ホームページ
http://www.city.niigata.jp
※ホームページアドレスの末尾に/mail/index2.htmlをつけると各課のアドレスが検索できます
市モバイル情報(携帯端末対応)
http://www.city.niigata.jp/i


市役所への郵便物は、「〒951-8550 新潟市役所◯◯課」で届きます


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