市報にいがた
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インターネットでお届けする「市報にいがた」 / 平成15年10月5日 第1910号

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    1910号6面

◆道路をもっと有効に活用しよう
 “にいがたのみちを快適に使う会”発足

 「にいがたのみちを快適に使う会」が発足し、9月24日に初めての会議が開かれました。
 同会は、道路の有効活用などについて意見やアイデアなどを集約し、道路政策へ提言を行う市民組織です。会長の篠田市長は「全国的にも珍しい取り組み。新潟から新しい運動を発信していきたい」と話しています。
 この日の会合では、産業経済、まちづくり、暮らしなどの分野で活躍する7人が幹事として出席。昨年、日本海東北自動車道で実施された通行料金の割引実験で新新バイパスの交通量が減った事例報告を受け、「料金の値下げだけでは渋滞解消の根本的な解決策にならないのでは」など、積極的な意見が出されました。
 今年度は「高速道路」をテーマに、"活用・安全・暮らし・環境"の4つの観点から意見交換を重ね、国などに提案していきます。
 同会では、高速道路に関する意見や要望、アイデアなどをメールなどで募集します。皆さんの声をお寄せください。
問い合わせ 同会事務局(土木企画課内Tel.内線2906)へ ※アドレスの検索方法は1面左下の電話番号案内に記載

 違法駐車はイケマセン

 交通事故や渋滞などの原因となる違法駐車を防止しようと、10月から万代シテイ周辺、新潟駅前などで啓発活動を行います。
 この活動は、交通誘導員が対象地区を巡回し、駐車場マップやステッカーを活用して駐車禁止を呼びかけるもの。古町周辺地区では平成9年度から同様の啓発活動を推進しており、効果をあげています。
 なお、今回の取り組みでは、地元の自治連合会や商店街の皆さんによる、ボランティアの啓発活動も開始します。
 違法駐車をしないよう、市民の皆さんのご協力をお願いします。
問い合わせ 土木企画課交通安全対策室(Tel.内線2932)へ


◆りゅーとぴあ

 歌舞伎☆基礎講座

 歌舞伎の楽しみ方をわかりやすく紹介します=表=。第1回では歌舞伎の基礎知識を、第2回では市民歌舞伎一座・新潟歌舞伎みなと座が来年2月に演じる「お染久松野崎村」など歌舞伎の見どころを、第3回は「掛け声」の掛け方を解説します。講師は演劇研究家の田巻明恒さんです。
申し込み 同館チケット専用ダイヤルへ

 ウィーン・リング・
     アンサンブル

 輝かしい歴史と伝統を誇り、演奏レベルの高さから名実ともに世界一のオーケストラと称される「ウィーン・フィル」。同オーケストラのコンサートマスターを務めるライナー・キュッヘルなどのトップメンバーにより結成されたアンサンブルです。
 J.シュトラウスII世のオペレッタ「こうもり」序曲やワルツ「ウィーンの森の物語」など、新年を祝うワルツやポルカを演奏します。
開演 来年1月15日午後7時
会場 コンサートホールチケット S席6000円、A席5000円、B席4000円、C席3000円
※10月12日から同館と主なプレイガイドで発売

問い合わせ 同館チケット専用ダイヤル(Tel.224・5521)へ

講座名 日時 会場 定員
入門編
歌舞伎の魅力
11月24日
午後1時半〜3時半
スタジオB 各120人
新潟歌舞伎鑑賞会のみどころ 来年1月17日
午後1時半〜3時半
実践編
掛け声講座
来年1月31日
午後1時半〜3時半
5階会議室 20人


◆エコープラザ
 10/12"リサイクルフェスティバル"
 楽しいイベント盛りだくさん

 市民の皆さんからリサイクルに関心を持ってもらおうと、リサイクルの拠点・エコープラザで、「リサイクルフェスティバル」を開催します。
 同フェスティバルは、10月の3R(リデュース=排出抑制・リユース=再利用・リサイクル=再生利用)推進月間に併せて毎年開催しているもの。今年は、「それって大切!"リサイクル"」をキャッチフレーズに、大人から子どもまで楽しめるイベントを多数用意しています=表=。
日時 10月12日午前10時〜午後3時
問い合わせ 同プラザ(Tel.270・3009)へ
※10月11日は臨時休館

催し物 内容
リサイクル体験コーナー ボトルクラフト、アルミ缶工作(アルミ缶持参)、厚紙工作(お菓子の箱などの厚紙持参)、柳の枝でコースター作り、アクリルたわし作り(アクリル100%の毛糸持参)、ペットボトルで植木鉢作り(ペットボトル持参)、ほか
PRコーナー 電動生ごみ処理機補助制度のPR、ほか
リサイクルお楽しみ劇場 「NAMARA」環境お笑いライブ、環境ミニライブ、パネルシアター、世間亭東志郎の環境お笑い落語
リサイクルマーケット 野外のテントで開く「のみの市」
作品・パネル展示 リサイクル作品の展示、ボトルクラフト作品展、ほか


◆市長随想
 ひこうき雲〔9〕
 良寛さんに何を見る

 先月21日、越後が生んだ良寛さんをテーマに文化フォーラムが開かれました。「清貧の思想」で知られる作家の中野孝次さんと敬和学園大教授の北嶋藤郷さんが、それぞれの立場から良寛を語る興味深い内容でした。
 「物があふれる現代にあって、徹底的に物を持たない生き方をした良寛を慕う人がなぜこれほど多いのか―その不思議を書いてきた」と中野さんは切り出しました。
 中野さんは現代人を引きつけてやまない良寛の魅力を五つの切り口から解説しました。
 一つは物欲や所属など「すべてを捨てる精神」。二つ目は昨日も明日もない「絶対的な今を生きる心」。3点目は「たえずゼロの状態に身を置くこと」だそうです。
 「ゼロの状態にあるからわずかのことでもありがたい。いまの子どもたちは生まれたときから何でも与えられてきたからありがたみが分からない」と中野さんは言います。
 4点目は「身を閑に置く」ことです。「何もしない状態だからこそ心の声が聞こえる」という中野さんの言葉に、「世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞわれはまされる」との良寛の歌を思い出しました。
 最後の5点目は「自らの考えで正しいように生きよ」との精神です。横並びや世間並みが好きな日本人にとって大変難しいことですが、それだけに引かれるものも大きいのかもしれません。
 私も良寛没後170年を迎えた3年前、新聞記者として良寛関連の取材をしたことがあります。
 良寛が修行した岡山県玉島の円通寺住職や良寛の謎に迫る郷土史家、良寛を追い続ける研究家や写真家などから「それぞれの良寛」について尋ねた旅は心躍るものでした。
 先日のフォーラムで北嶋さんは「暮らしは低く思いは高く、シンプルライフを送った良寛を21世紀の賢者として世界に押し出していく時だ」と語りました。新潟から良寛さんの心を世界に伝えていきたいと思います。

篠田 昭


◆"選挙に行こう!"
 キャッチコピー入賞作品決まる

 市内在学の高校生、専門学校生、大学生と市内に在住する20代の人から、417人・672作品の応募がありました(敬称略)。
■優秀賞 「えっ?!行かないの?」長ア由美、「投票で未来へゴールをきめたろう!」佐藤唯、「帰りは外食だ!」中山眞由子
■佳作 「行ってみよっ!!まず「わたし」から」小船井美穂、「いつも遊んでたアイツ、立候補しちゃったよ!?」高山篤子、「選挙行きてぇなぁ」渡部晃充、「ちょっと選挙に行ってきます。母より」前田大輔、「託しに行こう 夢を 人を 未来を」入山優希乃
問い合わせ 市選挙管理委員会事務局(Tel.内線3302)へ


    おしらせ(1910号6面)

アクアパークにいがた 秋の収穫祭

日時 きょう5日午前10時から
内容 新米コシヒカリ・新鮮野菜・果物の販売、おにぎりの無料配布、ほか(無くなり次第終了)
問い合わせ 同館(Tel.264-6400)へ


市消費生活センター 商品テスト教室
繊維と洗剤について調べよう

日時 10月17日午後1時半〜3時半
内容 セーターの洗濯と最近の繊維について 対象 成人先着12人
申し込み 同センター(Tel.内線2412)へ


鳥屋野地区公民館 児童期家庭教育学級

日時 11月5日〜12月3日毎週水曜午前10時〜正午
内容 『信じよう子どもの力、受けとめようあなた自身』
対象 小学1・2年生の保護者先着20人
申し込み 同館(Tel.285-2371)へ


ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
立見席を発売

開演 11月9日午後3時
会場 りゅーとぴあコンサートホール
チケット 8,000円(場所指定)
申し込み 10月11日午前11時からりゅーとぴあチケット専用ダイヤル(Tel.224-5521)へ ※発売枚数70枚。1人2枚まで


ゆりかご学級3期

内容 子育てについての学び合い
対象 平成15年5月〜7月生まれの子どもの保護者各会場先着30人 ※保育あり

期日(全7回) 会場・申し込み 時間
11/4〜12/16(毎週火曜) 東地区公民館(Tel.241-4119) 午前10時〜正午
11/5〜12/17(毎週水曜) 石山地区公民館(Tel.286-5631)
11/6〜12/18(毎週木曜) 西地区公民館(Tel.261-0031)


雇用創出・産業活性化総合戦略会議

日時 10月10日午後2時半〜5時
会場 市役所本館6階第1委員会室
傍聴者の定員 10人(当日直接会場へ)
問い合わせ 産業企画課(Tel.内線2517)へ


松岡達英(絵本作家)原画展〜自然だいすき

日時 10月11日〜19日午前9時半〜午後6時(19日は午後4時まで)
会場 市美術館 ※10月14日は休館
問い合わせ 舟江図書館(Tel.223-3235)へ


北地区スポーツセンター
減量のためのトレーニング教室

日時 10月20日〜12月4日午後3時〜4時半(月・木曜全12回)
対象 成人先着30人
※毎回入場料200円が必要
申し込み 同センター(Tel.258-0200)へ


園芸センター

申し込み A.は当日直接同センターへ、B.は10月8日(必着)までに往復はがき(1枚につき1人)に住所、氏名(ふりがな)、電話番号を記入し、〒950-0852、石山2-2-38、同センター(Tel.286-1034)へ
※あす6日、10月14日休園
A.秋の盆栽展
日時 10月11日〜13日午前9時〜午後4時
B.秋植え球根類の育て方講座
日時 10月24日午後1時半〜3時半
定員 50人(応募多数の場合抽選)


西総合スポーツセンター
コスポッポ親子遊戯教室

日時 10月8日午前10時〜11時半
内容 リズム体操と遊戯、遊具遊び、ほか
対象 幼児と保護者 ※保護者のみ入場料200円が必要 持ち物 室内用運動靴
申し込み 当日直接同センター(Tel.268-6400)へ


広報テレビ さわやか新潟(BSN 第1土曜11:00〜11:30)※手話通訳付き 新潟市政ニュース(NST 毎週日曜8:55〜9:00) すこやか新潟(TeNY 毎週日曜11:25〜11:30)※手話通訳付き にいがた子どもの広場(NT21 毎週日曜17:55〜18:00)


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