◆“にいがた地元学”の船出
10月11日にフォーラム開催
地域の宝物、良いものを掘り起こしていく取り組み「にいがた地元学」を、今年度市政の重点柱のひとつとして推進しています。その一環として、広く市民の皆さんに、地元学について関心を深めてもらおうと、「にいがた地元学フォーラム〜ないものねだりからあるもの探しへの船出」を開催します。
地元学は、自分たちの住んでいる地域を見つめ直して、地域の個性・魅力を知り、自分たちの力でそれぞれの地域をより良くしていく取り組みです。本市は近隣市町村と合併協議を進めており、市域が広がる時期だからこそ、こうした取り組みが必要となってきます。
今回開催するフォーラムは、市民とともにこれからのにいがた地元学推進の核となる準備会を設け、協働して企画・実施するもので、にいがた地元学の船出として位置付けています。
地元学の目的や、取り組みの面白さ、楽しさ、大切さなどを知ってもらい、新たに活動を始めるきっかけになればと行います。また、さまざまな活動をしている団体の皆さんにとっても、お互いに情報交換をすることで、自分たちの活動を振り返り、課題を整理したり、さらに活動を前進させる機会になります。
当日は、地元学の著名な活動家である結城登美雄さんから、豊富な経験を基に地元学の魅力を語ってもらうほか、にいがた地元学の推進に向けた準備会からの提案、新潟のまちづくり団体の活動紹介があります。
にいがた地元学談議では、結城さん、団体活動者、篠田市長がパネリストとして参加し、地元学の楽しさや課題、夢などを話し合い、今後、地元学をどのように推進していくかを共に考えていきます。
日時 10月11日午後1時半〜4時半
会場 市民プラザ
定員 先着300人
申し込み にいがた地元学運営準備会事務局(総合企画課内Tel.内線2102)へ
フォーラムの主な内容
○基調講演
結城登美雄(仙台市を拠点に地元学を提唱。民俗研究家)
テーマ「つながって良い地域をつくろう」
○にいがた地元学について
にいがた地元学の取り組みについて
新潟のまちづくり団体の活動をのぞいてみよう
○にいがた地元学談議
「にいがた地元学の船出 漕ぎ手は私たち」
パネリスト
結城登美雄、鍋谷總子(坂井輪地域学研究会)、野内隆裕(にいがた寺町からの会)、高橋一志(内野で空き店舗を改修した「空空間」を運営)、篠田市長
◆下水道処理開始区域
9月16日から縦覧
10月1日から下水道処理を開始する区域について縦覧を行います。
日時 9月16日〜30日午前8時半〜午後5時15分(土・日曜、祝日を除く)
縦覧場所 下水道企画課(市役所第1分館6階)
対象区域 大形地区…逢谷内1、寺山1・3の各一部▽中地区…河渡2、小金町2の各一部▽西地区…五十嵐中島3・4、内野関場、五十嵐上崎山の各一部
問い合わせ 同課(Tel.内線2956)へ
受益者負担金
納期限は9月30日
下水道受益者負担金を納める対象区域の皆さんに納入通知書を送付しました。9月30日までに、最寄りの金融機関などで納めてください。
今年度新たに対象になった人(1期、2期、全期前納分の納付書が送付された人)で、全期前納を希望する人は、第1期の納期限・9月30日を過ぎると前納報奨金(納付額総額の7・5%)の交付が受けられませんので、ご注意ください。
問い合わせ 下水道業務課(Tel.内線2972)へ
◆“新たな交通システムを考える会”
市民委員を公募
「新たな交通システムを考える会(仮称)」の委員を公募します。
同会は市内における新交通システムを考えるもの。これまでも市などで新交通システム導入の可能性を検討してきましたが、市民の皆さんの意見や提言を今後の計画づくりに取り入れていくため、10月に同会を設立します。
委員は公募委員のほか、学識経験者や経済・産業関係者などで構成。任期は平成16年度末までで、ことしから2年にわたって活動する予定です。
対象 本市に住所があり、平成15年4月1日現在20歳以上で、平日昼間に行う同会に出席できる人
募集人数 2人
応募方法 9月26日(必着)までに「新潟における新たな交通システムについて」と題した作文(800字以内)に、住所、氏名、電話番号、生年月日を記入した用紙を添えて、〒951・8550、都市計画課都市交通政策室(Tel.内線2820)へ ※メールでの応募も可(アドレスの検索方法は左下の電話案内に掲載)。公募委員の選定は市と学識経験者などで行います
◆10月11日〜19日
旧小澤家庭園を一般公開
和風造りの庭園
上大川前通12番町にある旧小澤家の庭園を、10月11日から19日まで一般公開します。
小澤家は、19世紀初めごろから当時の新潟町で活躍した商家。米穀商や回船問屋、運送・倉庫業、不動産業など手広く経済活動を行い、明治末期には新潟を代表する豪商として知られました。
現在の建物は、明治前期から大正にかけて建てられた商店と住宅を兼ねた併用住宅で、平成14年に本市に寄贈されました。
敷地面積約1627平方メートル、建物床面積約917平方メートル、庭園面積は約934平方メートルで、周囲は2メートルを超える高い塀で囲まれています。
建物は伝統的な木造建築で、商店部分が通りに面しており、木造の母屋や離れと土蔵2棟が設けられています。
建物の裏手にある庭園は和風造り。庭の中央には佐渡の赤石が置かれ、多くの紀州石が用いられるなど、当時の豪商のあとがうかがえます。
旧小澤家の今後の活用方法については、現在検討作業を進めています。
見学には申し込みが必要です。なお、申込状況により、見学日時を調整する場合があります。
公開日時 10月11日〜19日午前10時〜午後4時
申し込み 見学希望日時、人数、代表者の氏名・電話番号を電話かFAXで国際課(Tel.内線2054、FAX.225・3255)へ
※駐車場はありません。バスなどの公共交通機関でお越しください(バス利用の場合、八千代橋・附船町経由入船営業所行き「東堀通12番町」バス停下車徒歩3分、昭和大橋・湊町経由入船営業所行き「上大川前通10番町」バス停下車徒歩5分)
◆ムッシューあきらくんの合併あらかると
<18>合併建設計画
各地域の役割について〜その2
合併建設計画では、既存の市町村区域を単位に6つの地域割を設定し、各地域の役割を示しています。
■亀田町・横越町地域
交通の重要な場所に位置することから、大規模商業施設や福祉文教施設を活用した人・物が交流するまちづくりを進めます。
田園や阿賀野川をはじめとした魅力ある自然環境や、北方文化博物館など歴史的資源を大切にし、生活に潤いと安らぎを提供するまちづくりを進めます。
■新津市・小須戸町地域
交通の利便性を生かした快適で安全な居住機能や、憩いと安らぎを提供する自然体験型のレジャー・交流機能を担い、にぎわいのあるまちづくりを進めます。
新潟薬科大学を核として、産・学・官・地域が連携したバイオリサーチパーク構想の推進により、学術・研究開発機能を担い、新産業の創出や地域産業の新たな展開を図り、活力あるまちづくりを進めます。
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