◆5月2日
憲法記念市民のつどい
テーマは「地方自治と合併」
5月3日の憲法記念日にちなみ、前日の2日に市民プラザで「憲法記念市民のつどい」を開催します。
憲法が私たちの暮らしの中でどのように生かされ、どのような役割を果たしているかを考えるきっかけにしてもらおうと、毎年開催している同イベント。今回は、「地方自治と合併」をテーマに、篠田市長と村山志保さん(フリーアナウンサー)による対談を行います。
日本国憲法は、第8章で「地方自治」の章を設けています。21世紀の地方分権の潮流の中、本市でも政令指定都市実現に向けた広域市町村合併に取り組んでいることから、市町村合併を題材に地方自治を取り上げます。
憲法が保障する地方自治制度の本旨、市町村合併が今どうして求められているか――などを改めて考えるよい機会です。ぜひご来場ください。
日時 5月2日午後6時半〜8時
会場 市民プラザ(NEXT21・6階)
テーマ 地方自治と合併
申し込み 当日直接会場へ
問い合わせ 総務課(Tel.内線2114)へ
◆にいがた歴史塾
5/28から郷土史講座
文化や歴史を紹介
本市の歴史に親しみ、学んでもらおうと、5月28日から郷土史講座を開催します。
同講座は、昨年まで郷土資料館が開催していたもの。「戊辰戦争と新潟開港」「越後蒲原地方と初期大和政権」など、さまざまな切り口から、10人の講師が新潟の歴史や文化について紹介します。
日時 5月28日、6月3・11・25日、7月1日午後6時〜8時
会場 中央公民館
定員 120人
申し込み 5月12日(必着)までに往復はがきに、住所、氏名、電話番号、年齢を記入し、〒951・8550、歴史文化課(Tel.内線2258)へ
※応募多数の場合抽選
◆4月29日"トークセッション"
市役所本館ホールで開催
「市長と語る〜2003年度新潟の課題」をテーマに、トークセッションを開催します。
どなたでも自由に参加でき、事前の申し込みも必要ありません。また終了後、希望者は市長室の見学ができます。
日時 4月29日午後2時〜3時半(開場は午後1時半)
会場 市役所本館1階ホール
内容 市長講演、質疑応答、市長室の見学会
問い合わせ 市民相談室(Tel.内線2065)へ
※手話通訳・要約筆記あり。トークセッション参加者は、午後1時半から4時半まで市役所本館・分館駐車場を無料で利用できますが、駐車場が大変込み合いますので車での来庁はなるべくご遠慮ください
5/17市民プラザで
市長と語る会
合併や政令指定都市に向けた課題を中心に、市長と市民が直接対話をする懇談会です。こちらも事前の申し込みは必要ありません。
なお、保育を希望する人は5月2日までに申し込んでください。
日時 5月17日午後1時半〜3時
会場 市民プラザ
内容 市長講演、質疑応答
問い合わせ 市民相談室へ
※手話通訳・要約筆記あり。車での来場はご遠慮ください
◆事務嘱託員を募集
若年層を対象に
若年層の雇用対策の一環として事務嘱託員を募集します。
募集人員 30人程度
応募資格 昭和56年4月2日から60年4月1日までに生まれた人
雇用期間 7月から来年3月まで(9カ月間)を予定
勤務時間 週30時間
1次試験日・会場 5月25日・市立万代高校(沼垂東6)
※2次試験は6月中旬に市役所で行う予定
試験内容 1次試験…筆記(教養)、2次試験…面接
申し込み 5月9日(必着)までに、写真を張った市販の履歴書に必要事項を記載の上、余白に「事務嘱託員受験希望」と記入し、直接または郵送で、〒951・8550、人事課(市役所本館4階Tel.内線2074)へ
◆みんなで育てたよ
万代橋チューリップフェスティバル
◆市議会議員選挙
きょう27日は投票日です
大切な一票を投じてください。
投票時間 午前7時〜午後8時
問い合わせ 市選挙管理委員会(Tel.内線3302)へ
◆憲法記念日に寄せて
新潟市長 篠田 昭
5月3日の憲法記念日が近づいてきました。施行から56年目ですが、今年はとりわけ憲法を考える重い意味があるように感じられます。
理由の一つは全世界の注目を集めたイラク戦争があったことです。平和憲法を持つ日本がどういう形で世界の紛争にかかわるのか…。イラク戦争が北朝鮮との関係で論じられてきただけに、日本海を挟んで北朝鮮と向かい合う新潟としては複雑な思いがあります。
北朝鮮の核開発問題に関しては、ようやく米朝中の多国間交渉のテーブルができました。これを大きなきっかけとして日韓とロシアを含んだ真の多国間交渉に発展させ、国連の機能回復に結びつけたいものです。一方で北朝鮮問題を機に有事法制を前進させる動きがあります。これも憲法9条をきちんと踏まえながらの論議が必要でしょう。
さらにメディア規制法案では憲法21条の「報道や表現の自由」との関連が議論を呼びました。また、合併論議が進む中、地方自治や分権の立場から憲法に言及する人たちもいます。
現行憲法は明治憲法と違って変えることがタブーの「不磨の大典」ではありません。
時代や世の中の変化に沿って見直しを論ずることは当然ですが、一方ではさらに価値あるものにしていく責務を私たちは負っています。
今年の「憲法記念市民のつどい」では私も出席させていただき、「地方自治と合併」の観点から憲法を考えてみることにしました。皆さんもこの機会に憲法に思いをはせてみませんか。
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